たをる専用ものほしざお

ゲームとかに関するメモ・日記・雑文

MTGアリーナ(PC):ネオン・アーケード

というわけで、スタイル獲得のためのイベント、ネオン・アーケードが始まりました。
フォーマットがアルケミーのシングルトンということですので、少し面倒くさいですかね。


シングルトンは基本的にはコントロール優位になりがちなフォーマットと理解してます。
単体除去とか打ち消しとか、似たような効果、似たようなマナコストの呪文が多いのでシングルトンの影響をやや受けづらいのですよね。逆にクリーチャーの質が問われるアグロは1枚ずつだとどうしても引きムラが出てきますし、強いシナジーを維持することも難しいですので。

一方で今回のフォーマットは1マナ呪文を唱えて宝物トークン1つ、2マナ呪文を唱えて宝物トークンをもう1つと増えていくので、例えば1マナ、2マナと並べた次のターンには土地3枚と宝物2つで5マナのビッグムーブができたりもするのですよね。
なのでコントロールミラーを意識しすぎているコントロールなんかを、とにかくマナカーブ通りに素直に出していくアグロが食いちぎる展開も十分起きるフォーマットとなっています。
2マナとか3マナの打ち消しを構えているばかりだと宝物があまり生まれず、とはいえ1マナとか2マナのクリーチャーを打ち消しや除去して大物を通すわけにも行かず…とジリ貧になりやすいというのは、結構考えられているルールな印象はありますね。


なのでまあデッキのバランスは結構悩ましいところがありますね。

とりあえず、最初の構成ではスゥルタイにしようかと思ってました。マナベースが不安ですが。気づいたらディミーアタッチ白になってました。

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デッキ
1 軽蔑的な一撃 (KHM) 54
1 さびれた浜 (MID) 260
1 否認 (STA) 18
1 A-ゼロ除算 (STX) 41
1 襲来の予測 (KHM) 76
1 多元宇宙の警告 (KHM) 46
1 渦巻く空、開璃 (NEO) 60
1 鏡殻のカニ (NEO) 63
1 発展の暴君、ジン=ギタクシアス (NEO) 59
1 中略 (VOW) 83
1 漆月魁渡 (NEO) 226
1 エネルギー吸収 (Y22) 12
1 攪乱プロトコル (NEO) 51
1 本質の把捉 (NEO) 52
1 天上都市、大田原 (NEO) 271
1 墓地の侵入者 (MID) 104
6 冠雪の沼 (SLD) 327
1 見捨てられたぬかるみ、竹沼 (NEO) 278
1 目玉の暴君の住処 (AFR) 258
1 ストーム・ジャイアントの聖堂 (AFR) 257
1 ひきつり目 (STX) 70
1 血の長の渇き (ZNR) 94
1 パワー・ワード・キル (AFR) 114
1 冥府の掌握 (MID) 107
1 落第 (STX) 71
1 暗殺者の色墨 (NEO) 87
1 大蛇の餌 (KHM) 95
1 杯に毒 (KHM) 103
1 大群への給餌 (ZNR) 102
1 不笑のソリン (VOW) 131
1 蜘蛛の女王、ロルス (AFR) 112
1 オニキス教授 (STX) 83
1 雪上の血痕 (KHM) 79
1 魂の粉砕 (ZNR) 127
1 悪意の熟達 (STX) 64
1 危難の道 (VOW) 124
1 情け無用のケイヤ (KHM) 218
6 冠雪の島 (SLD) 326
1 嘘の神、ヴァルキー (KHM) 114
1 皇国の地、永岩城 (NEO) 268
1 氷河の氾濫原 (KHM) 257
1 連門の小道 (KHM) 260
1 清水の小道 (ZNR) 260
1 難破船の湿地 (MID) 267
1 氷のトンネル (KHM) 262
1 砕かれた聖域 (VOW) 264
1 雪原の陥没孔 (KHM) 269
1 陽光昇りの小道 (ZNR) 259
1 蝕むもの、トクスリル (VOW) 132
1 書庫の鍵 (Y22) 59

サイドボード
1 環境科学 (STX) 1
1 マスコット展示会 (STX) 5
1 殲滅学入門 (STX) 3
1 過去対面法 (STX) 67
1 壊死放出法 (STX) 78
1 アルカイックの教え (STX) 57
1 害獣召喚学 (STX) 211

色に関して。
白が入っているのはケイヤがどうしても入れたかったからなのですが、ぶっちゃけ宝物トークンで何とかなったりもします。そもそも2色土地の採用できる枚数が少ないので3色以上で組むと色事故のリスクは大きいんですよね。
で、クリーチャーを見る場合、全体除去が豊富な白を採用したくもなるのですが…ダブルシンボル以上が多いのがリスクに感じたのでエスパーにはしない方針でした。プレインズウォーカーも放浪皇は強いですけど、他に採用したいものもあまりないですし、白2マナを含む4マナ浮かせたいとなると結構大変なんですよね。
じゃあ代わりに、というわけではないのですが、緑を入れようと思っていた理由は、母聖樹などの置物に触れるカードと、フィニッシャーになりそうなエシカの戦車とレン7の存在ですね。ただ、割と重コントロールによっていった結果いらなくないかな?と。


とりあえず、除去に関してはプレインスウォーカーに触れるものを多めに入れたいなぁ、ということで、血の長の乾き、魂の粉砕、悪意の熟達、大蛇の餌、暗殺者の色墨、情け無用のケイヤ、雪上の血痕が入ってます。
暗殺者の色墨は4マナというデメリットがありますが、宝物トークンのおかげでアーティファクトの条件はほぼクリアできるので実質3マナでプレインズウォーカーを触れる除去になっていて結構優秀ですね。後は使い回されるのも想定されますので追放除去のメリットも大きめということで、大蛇の餌を採用してます。
ちなみにプレインズウォーカーを触れない除去としてはパワーワードキル、冥府の掌握、落第、大群への給餌、危難の道、盃に毒なんかが入ってますね。

打ち消しに関しては宝物トークンの影響があるので不確定カウンターはかなり使いづらいです。ジュワー島がないのもそのへんが理由。クリーチャーが少ないので心悪しき隠遁者もちょっと除去の的になりそうなのもあり不採用。鏡殻のカニも入れていたのですが結局抜けました。

コントロール対決の場合のフィニッシャーではジン=ギタクシアスが強いですね。なんだかんだで手札が枯れていたり、さらにこっちが打ち消しも構えていたりすると、中々通らなくなりますので。例えばプレインズウォーカーを直接妨害はできませんが、自分が唱えた打ち消しをコピーした上で相手の打ち消しは妨害するので。こっちの打ち消し1枚を打ち消し2枚で対応できなくなるんですよね。
シングルトンというフォーマットもあって、そのへんも割と有用になってます。まあ引けるとも限らないんですけどね…。


土地に関してはは26枚になりました。スペル土地が結局なんだかんだで抜けてしまして…。黒のスペル土地は、クリーチャーが少ないのでアガディームの覚醒で釣り上げるのも難しく。除去のハグラの噛み砕きはプレインズウォーカーに触れないので不採用。
ジュワー島は不確定カウンターのデメリットが最高に刺さるルールなので。宝物は貯めておきたいけど打ち消されるくらいなら宝物1つ使っとく、という対応が一番困りますからねぇ。
後は、雪上の血痕しか参照してませんが、氷雪マナが出ないデメリットも一応有りますしね。5マナでロルスなんかが無理でも3マナ魁渡、4マナソリンなんかが釣れるだけでも大きいですからねぇ。


まあ、そんな感じで、調整しながらとりあえず回し始めました。あまりコントロールを狩るアグロなんかが増えるようだと、宝物活かす方向で、アーティファクトデッキなんかに寄せる可能性もちょっと考えてますが。とりあえず様子見ですね。
今回は割と欲しいスタイルが多いので頑張ろうかな、と思ってます。