たをる専用ものほしざお

ゲームとかに関するメモ・日記・雑文

MTGアリーナ(PC):アルケミー初日

さて、始まりましたMTGアリーナの2つめの独自フォーマット、アルケミー。

今回の配布は、ログイン時点で3パック、神話レアのランダム1枚、レアのランダム6枚。
さらに、アルケミーのイベントで6パック(参加時点で3つ、5勝でさらに3つ)が手に入る形ですね。


とりあえず各色のアンコモン10枚だけでも結構強く、これらを軸に素直にデッキが組める性能をしているので、とりあえず、アルケミー関連のカードでデッキを組みたい場合はこれらから始めるのがオススメかと思います。
今回のアルケミー用のパックは、コモンはイニストラード:真紅の契りのもの。アンコモンは全部、アルケミーのもの。レア以上は被り防止機能が効いていてコンプリートするまでは全部アルケミーが出る仕様(その後はコンプリートしてなければ真紅の契りのレア、神話レアが出る)。
種類が少ないことも相まってアンコモンはパック向いていれば割とすぐにコンプしますし、ワイルドカードでも比較的気軽に作りやすいかと。

逆にパックをガンガン開けて適当に揃ったレア以上のカードでデッキをと考えるととりあえず100パックくらいは開けないと厳しいかと。
例えば50パックほど開けた程度では、42種有るレアカードが2枚とか3枚重なる確率が低すぎるので、どうしてもワイルドカードを切らないと試しにデッキを組むと言うこと自体が厳しいのですよね。


さて、アルケミーのBO1及び、アルケミーへようこそをプレーするために即席で緑単狼を組んでみました。パーツ的には素直に強いかなぁと思います。
まあ、ぶっちゃけ、普通にスタンダードのデッキでも戦えるとは思いますが折角ですので。

デッキ
2 野生の怒り、ガラク (Y22) 47
18 冠雪の森 (SLD) 329
2 霊群れの頭目 (Y22) 48
2 狼の先触れ (Y22) 53
4 執拗な仔狼 (Y22) 56
4 吹雪の乱闘 (KHM) 162
4 蛇皮のヴェール (STA) 57
4 隆盛な群れ率い (VOW) 186
4 レンジャー・クラス (AFR) 202
2 群れ歌の子狼 (VOW) 213
2 辺境地の罠外し (MID) 190
4 群れ率いの人狼 (AFR) 211
1 アヴァブルックの世話人 (VOW) 187
1 不自然な成長 (MID) 206
2 遠吠えの月 (VOW) 204
2 廃墟の地 (THB) 242
2 A-不詳の安息地 (KHM) 255

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野生の怒り、ガラクが2枚、霊群れの頭目が2枚、狼の先触れが2枚手に入ったのでそれらを全部ぶち込んでみました。

後続を強化する強力なクリーチャーである執拗な仔狼がデッキの軸になりそうなので、アグロに寄せる形で狼デッキにしています。
執拗な仔狼は、次に唱えるクリーチャーに+1/+1とトランプル、警戒をそれぞれ与える能力持ちです。レンジャークラスで出てくる狼トークンは対象外なので例えば1ターン目仔狼から、2ターン目にあえてレンジャークラスで様子見。3ターン目に1マナ立たせて群れ率いの人狼を出す、といった動きが可能になります。相手の動きを見ながらですが、ジュワー島によるカウンターやインスタント除去を蛇皮のヴェールで守るなどが大事な動きになりますね。

後は、他の狼が居れば、群れ歌の子狼がサイズアップし続けるので、これも十分にフィニッシャーになれる性能。
辺境地の罠外しは2マナで置物破壊が可能なのが便利な人狼ですね。ブロントドンより軽く、夜ならば攻撃するだけでも破壊できるのは中々。BO1で何が来るか分からないところではとりあえず入れておくのが丸いかなぁという。
ちゃんとBO3で組むならサイドボードにもっと用意しておいて、他の2~3マナ圏との入れ替えを検討する形がいいですかね。

3マナは狼があまり適当ではないかなーということで、代わりに遠吠えの月を。修正の他、2つ呪文を唱えた段階で2/2狼トークンを生み出すので、複数アクションを取りたくなるセカンドスペル型の白単等をとがめやすいのが良い感じですね。

4マナ圏はお試し感が強いですが。霊群れの頭目は、5/4トランプル。性能は結構良いですし、気軽に死んでも後続を見つけてこられるのが大きいですね。不自然な成長とアヴァブルックの世話人は、土地が5枚6枚と伸びたときに、引いてくるためのパーマネントということで1枚刺しにしています。アグロとしては序盤引きたくないですし、逆にマリガンで最後尾に送ったとしても抽出で持ってこられるのでマリガンの裏目も減らせるのが良いかと思います。
狼の先触れは4マナ4/4トランプル速攻。速攻持ちなのはやっぱり普通に強いですね。レンジャークラス、蛇皮のヴェール、ガラクなどでサイズアップするだけでも結構便利ですし、不自然な成長などもあるので、トランプル速攻が本当に偉いんですよね。予顕からの強化の効果は予顕でのコストが6マナと逆に重くなるので正直使い勝手は微妙なところですね。むしろガラクが居るので、こちらでコスト下げつつ強化した方が強い気がします。

ラクは-1で適当な壁になるクリーチャーをドラフト出来るのが結構強いです。3/3到達とか程では無いですが、それなりに柔軟に運用を選択できますし、ガラクの先触れ1枚以外は全てクリーチャーですので、クリーチャーが全く出ないと言うことは無く。

  1. 1では後続を強化できるのが大きいですね。下げられるコストは数字成分なので群れ率いの人狼などとは相性が悪いですが上にも書いた狼の先触れが3マナになり、1マナ浮かせて蛇皮のヴェールや吹雪の乱闘が使えたりするのが良い感じでした。


まあ、そんな感じで。
適当に回しましたが、アルケミーへようこそが5連勝で終わったりしましたし、そんなに弱いことは無いかなぁと…。多分。


それ以外では恐るべき仔竜からの街裂きの暴君も使ってみました。土地が火を噴くのはかなり強く感じますね。ミシュラランドなんかも能力無効化できますし、色事故を起こしそうな土地を選んだり、廃墟の地を無効化したり。
使い回し手段としてはテレポーテーションサークルが真っ先にみんな出てきますが…アレはアレで、使い回す先が除去られると何もしない置物になるという難点があるんですよね…。ETB中心で仕事するクリーチャーや置物をボロス中心で…となると結構難しいか…。