たをる専用ものほしざお

ゲームとかに関するメモ・日記・雑文

MTGアリーナ(PC):The Game Awardsアフターパーティイベント

そこそこ面白かったです。とりあえず3勝だけしてきました。


青黒のアショクと、白のエルズペスのどちらかの構築済みシングルトンデッキを持って逆側のプレーヤーと対戦するみたいですね。とりあえず、白が人気なくて青黒だとなかなかマッチしません。白握ると秒でマッチする辺りが素敵www。

一応、事前の調整とかはしていると思いたいのでそこまでデッキパワーに差は無いんじゃ無いかなぁ、と思いたいのですが、まあ、青黒の方が強いというのがもっぱらの評判なのでしょうか。どちらかというと思考消去とか正気泥棒とか、強いかどうかと言うよりは単純に使われたときの不快感が強いカードが多いので、使われるよりは使う側の方が気持ちいい、ってのが理由のような気はしますが…。
まあ、同一カード1枚限りのシングルトンかつ構築済みなので、正直引き次第でも変わるし、デッキ内のシナジーもそこまで把握できていないことが多いのでプレーイングも微妙になりがちというのが…。

青黒で1戦目は1分ちょっとでマッチ。聞いている限り3分とかも聞きますので多分結構ラッキーだったんでしょう。
それなりに押し込まれましたが、カラスの仕返し設置して、正気泥棒で奪い続けて、そのうち相手が爆発しました。よく分かりません。まだ不利だと思っていたのですが…。
その後、白に変えて2敗して?多分。それから2勝。ちなみに、2勝目はマッチしないのに待ちくたびれて放置していたのでしょうか。時間切れで勝手に爆発していきました…。折角マッチしたのに待たせた上に負けていくとか、ちょっと…。


アショク側はPWのアショクと、遁走の恐君主、最古再誕、正気泥棒あたりがヤバい感じですかねぇ。特に恐君主のブロック不能で4/4あって、攻撃通ると手札除いての1枚破棄はやべえです。
アショク自身もトークン生みながら、盤面除去も出来るのでPWとしては使いやすい部類かと思いますし。それ以外でもカラー的にも除去やカウンターが使えたり、コントロール奪ったり、まあやりたい放題ですよねー。

一方の、エルズペス側は…。騎士やトークンによるビートダウンで、単純な火力で殴ると言う意味では割と分かりやすいのですが…。当然アショクの搦め手にボッコボコにされながらそれを上回るまっすぐ火力で殴り抜けるような忍耐力が要求される感じですかねぇ。案外バランスは取れているのかも知れませんが、やりたいことを妨害妨害妨害というのはストレスが溜まるのが難点ですね。
全体強化が強くて、ベナリアの軍指令、十字軍、忠誠の円環がそれぞれ+1/+1するので、これらを2つ以上並べておけば、作った2/2のトークンが4/4に。注意が必要なのは十字軍で白クリーチャーを強化するので、正気泥棒やコントロール奪取で奪われたこちらのクリーチャーも強化されると言う点ですかねー。まあ、注意してもどうしようも無いのですけど。
除去は王国まといの巨人、剣を鋤に、議事会の裁き、暁の騎兵くらいしか無いので、特に後者2つはアショクと遁走の恐君主の除去に取っておきたいところかも知れません。
PWのエルズペス自身は…忠誠度マイナス能力しか無くて、効果のパワーも微妙に首をかしげる内容で…。最終的には墓地に落ちたのを回収して使い回すという設計なんだろうな、とは思うのですが、回収コストがやたら重くて、普通に回収できるのかこれ?という疑問が。というか、ビビアンとかが+1能力で最大2体に+1/+1カウンター置いてトランプル1ターン付与なのに、-1能力でそのターン限り最大2体に+2/+1ってのは弱すぎませんか…?

後は、モックスとか入っているからでしょうけど、ランドが少し少なめですね。その辺を少し注意する必要があるのかも知れません。

(追記)
その後、エルズペス側持って本日の15勝が終わるまで回してみました。勝率は…たぶんそこそこ勝ち越してそうな気がします。案外行けますね。

雑感を少々。
コントール奪われたりで苦しい展開になることもありますが、殴り合いでは負けないのと、デッキにおける投入枚数の関係で相手の打ち消し系が安定しないのが大きいかなぁと。手札破壊なのか、デッキ強奪なのか、カウンターなのかはっきりしないのでクリーチャー連打してるだけでも案外対処しきれなくなって…という感じの展開が。まあ、こっちも安定しないんですけどね。
アショク側はフラッシュ気味に動こうにも瞬速持ちがそれほど多い感じでも無いのでどうしても隙が出来やすい、というのも有るかも知れません。
ヴァレロンの有印剣が割と活躍しました。攻撃するとトークン生成する効果。生まれるのは2/2警戒持ちですが、強化の影響を受けると3/3になり、4/4になりと割と凶悪。場に出すのに3、装備に3とマナが重いですが、装備品なのでクリーチャー自体が除去されても使い回しが効き。装備させたクリーチャーがブロックで死んだとしても、生んだトークンが生き残っていれば次にそちらに装備させてと延々使い回せるため、手札のクリーチャーが足りなくても攻めを続けられたりするのが大きいですね。
火と氷の剣の方は引いてくる機会が無かったので使えませんでしたが、こちらもかなり強力っぽいですね。いずれにせよ、先制攻撃や二段攻撃とも相性が良いですし。
一方で、もちろん注意すべきはその辺のコントロール奪取なのですが。まあ、アショク側のデッキに入っているコントロール奪取手段である支配魔法はエンチャント-オーラなのでクリーチャーだけが対象ですし、存在の破棄で破壊する、暁の騎兵で破壊する、議事会の裁きで追放する、クリーチャーそのものを他の手段で破壊するなどなど手はないでも無いのですが。致命的なところでやられると割と負けパターンなので。
プロテクションが2枚入っていますのでいざというときに刺さることがちらほら。打ち消し対策にはなりませんが、除去、コントロール奪取、接死、戦闘での単純な相打ち回避など有用な場面も多いです。

後はまあ…モックスとかブラックロータスは凶悪だわ…。初手にこの辺が入っていなかったらフリーマリガン検討して良いレベルかも知れません。先手で土地出して、モックス・パール置いて、ブラックロータス置いて、太陽の指輪置いて、6マナでクリーチャー、調和のアルコン!とか。まあ、返す刀で除去されるとそれなりに死にますが…。
というか、1回に至っては先手引いて、土地置いて、ブラックロータス置いてクリーチャー出そうとしたら爆発されたよ…。


後は年末年始の激変スタンダードの情報が来ている見たいですね。公式で見つからないのがアレなのですが…どこに書いてるんだろう…。さっぱり分かんねーですや。
禁止がやたら多くて、強めのカードが殆ど該当するので、現状組んでる殆どのデッキが使えませんね。専用の構築が必要というのはちょっと楽しみです。
例えば、亭主禁止なのでアドベンチャー系は殆どがパワーダウン。残忍な騎士もいないので除去手段も別途必要に。かまどは残っていますが大釜の使い魔と金のガチョウが禁止なのでサクリファイス系も大分パワーダウン。予言された壊滅とかも無いのでエスパースタックスも厳しい。創案も創案自体が禁止。探索する獣もニッサもハイドロ混成体も禁止なので緑系のランプとかも厳しい。フラッシュ系は塩水生まれの殺し屋、夜群れの伏兵が禁止。赤単は災厄の行進、遁走する蒸気族、舞台照らしが禁止なので災厄型、蒸気族型共にキーカード不在。発現する浅瀬が無いのでエレメンタルも厳しい。騎士とかのアグロ系、ビート系はエンバレスの宝剣が禁止。門は燃え立つ門が無いので除去手段に不安が。荒野の再生も無いので荒野の再生型も無く。使い勝手の良い、借り手、砕骨の巨人も禁止だし…。

夜群れの伏兵がいないのでアレですが、ゴルガリでビビアン・ガラク中心に宿根と狼混ぜたようなデッキでもまた引っ張り出してきますかねぇ。
流行で言えば、アゾリウスフライヤー系も生き残りそうな気がします。後は、ガドウィック、集団強制とかを決め技にした青単コントール系とか。無色のアーティファクトクリーチャー系とか、ボロス教導とか、グルール暴動とか、ディミーア諜報とか。
現状で強いとは言えないけど使えなくは無いのはまあ、色々有りそうな気がしてきましたね。