たをる専用ものほしざお

ゲームとかに関するメモ・日記・雑文

MTGアリーナ(PC):スタンダード2022向け、氷雪骸骨

スタンダード2022においてロマン溢れるカードは結構あると思うんですが、その中の1枚として「群がる骸骨」も挙げられると思うんです。
放置すると大量のスケルトンが生まれて相手を蹂躙するエンチャント。ただ、黒緑の5マナという重さが中々にネックで…。こいつを使いたいというところから今回のデッキを試してみることに。名付けて氷雪骸骨。

やることは割と単純で土地を伸ばして、ついでに不詳の安息地を拾ってきて、相手のガードが下がったかな?というところで群がる骸骨を出す。攻めるときに不詳の安息地もクリーチャー化するとこいつはスケルトンですので修整が乗ってお得、という考えですね。
群がる骸骨1枚と2~3体のスケルトンだとちょっと頼りないのですが、安息地が加わるだけでぐっと修整が大きく、全体の打点が高くなるので、2枚目の群がる骸骨を探すよりずっと経済的(?)なんじゃ無いかということで。
ケルトン2体と安息地で3/1が2体、6/3が1体のトランプルなので全部で12点。3体だと4/1が3体の7/3が1体で19点ですね。

デッキ
2 不詳の安息地 (KHM) 255
4 冠雪の森 (MH1) 254
3 群がる骸骨 (AFR) 232
4 古き神々への拘束 (KHM) 206
2 ギルドの重鎮、ザナサー (AFR) 239
4 冠雪の沼 (MH1) 252
3 冬の神、ヨーン (KHM) 179
4 アルダガルドのスピリット (KHM) 195
4 冬を彫る者 (KHM) 193
2 氷のトンネル (KHM) 262
4 森林の地割れ (KHM) 274
4 霧氷林の滝 (KHM) 266
2 死霊堤の司祭 (KHM) 104
2 雪上の血痕 (KHM) 79
4 隆盛するスピリット (KHM) 43
4 襲来の予測 (KHM) 76
4 悪意の熟達 (STX) 64
4 冠雪の島 (MH1) 251

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コントロール向けの色であるスゥルタイをベースに氷雪中心でまとめてみました。リソース面で少々不安なところもあるのですが…。
3色でなおかつタップインの2色土地を大量に入れてますので全体的に動きは遅いです。ただ、クリーチャーを冬の神、ヨーンの裏面、「 霧氷杖、カルドリング」で使い回すのがベースになりますのでクリーチャー除去にはやや強い感じです。
同じようなタイプで使い回すというと背信の王、ナーフィがありますが、こいつは直接唱えるにはちーっと重く、主に切削などで墓地に落としてから自分でリアニメイトするタイプの使い方ですので今回はパス。
クリーチャー除去としては死霊堤の司祭がタップで土地分-X/-Xを与えられるのでソーサリー除去としてはとても使い勝手が良く。戻ってきたときはタップインという弱点はありますが、1ターン置いておくことで次のターンにまた何かを除去してカルドリングで呼び戻して2マナで唱えるという除去撃ち放題が割とウザいですね。

土地に関しては3色なので色事故が少し不安ですが…んーまあなんとか…多分なるかな…。
一応、冬を彫る者が実質マナクリーチャーですのでこいつがいれば土地2枚スタートでもまあなんとかなるような…。
そして古き神々への拘束で森が取ってこれますので2色のタップイン氷雪土地のうち森込みの2種を4枚ずつ入れてます。これでなんとか色基盤を安定化させたい。…まあ4マナまで伸びてる段階で今更と言う部分もあるのですが…。
もう一つはアルダガルドのスピリットですね。このクマさんは氷雪土地なら何でも持ってきます。不詳の安息地が2枚しか入っていないのはこいつでサーチできるからということで。手札に持ってくるだけなので直接場には出せないのですが4マナから先に出す土地を安定化させられるのもまあ役立ちますし、除去しないと土地の分のパワーで殴られ、除去するとカルドリングで呼び戻して土地が付いてきてまた打点が上がるというのがまあまあ面白いかなと。

打ち消しに関しては襲来の予測4枚しか入ってません。なので基本的に打ち消し合戦は避ける方向で。インスタント除去も悪意の熟達も4枚しか入っていないのでこれもできるだけ温存。クリーチャーはなるべくカルドリングで使い回して、余ったマナを受けるのは隆盛するスピリットで。出るときはとりあえず1マナで出せるのが良いですよね。
後はコントロール相手になったら不詳の安息地で殴る。これがインスタントで除去されるようだとちょっと警戒が必要ですかね。ただ、実はこいつも氷雪パーマネントなので追放されなければカルドリングで使い回せるんですよね。そして、無色なので消失の詩句には引っかかりませんし、不味いのは悪意の熟達くらいですし。
あとあと、スケルトン出始めると安息地での相打ちブロックも中々。スケルトン修整は攻撃時以外にも乗っているのでクリーチャー化すると急に打点が高くなるという奇襲性がなかなか。攻撃を強制されてもこいつは警戒でタップしませんし、氷雪マナさえ有れば相手ターンにクリーチャー化も普通に可能ですしね。

ちなみに、スタンダード2022プレイで試してみたところ、他の群がる骸骨デッキと当たりまくりました。雪上の血痕でぶっ飛ばしたりして割と勝てましたが。そう、相手ターンに全体除去を喰らうと打点が増えるまでに時間がかかるのは明確に弱点ですね、群がる骸骨。

後はもう少し調整するとすると…群がる骸骨が十分にフィニッシャーになる感じなので、ザナサー君は要らないかも。そこを汎用打ち消しか、汎用除去か…リソース回復するための多元宇宙の警告か、彫像の伝承か…アールンドの天啓か…。
そうそう、アールンドの天啓は相性良さそうなんですよね、群がる骸骨と。相手ターンを省くのでブロックしてスケルトンが死んでも2体追加でおかわりになりますし、顔面で受けても次のはさらに厳しきなりますし。とはいえ、オーバーキル気味の可能性も有り…。まあ、群がる骸骨はどうせ出したターンには仕事できませんし。群がる骸骨からアールンドの天啓を通せるレベルだともう勝ってるよねぇ…という。
他にも置物対策で仮面の蛮人とか呪いの彫像を見つけたとかを加えるのも手なんですが、前者はクリーチャーを追放する必要があるのが結構痛いんですよね…クリーチャーやや少ない上使い回すのが本線なので。呪いの彫像はダンジョン探索がほぼ入ってこないのでそこが腐るのが残念ですかねぇ。
で、まあ、それでもあえてザナサーを入れているのは…ザナサーを使いたいからですね。

後はまあ、今はBO1しか無いのであんまり考えてませんが、サイドボード有りだと置物対策と追放除去、それに墓地対策が入ってくるかと思いますので…構築の性質をちょっと変えるサイドボーディングがしたいですね。