ちょっと参加してみました。具体的には4デッキ分ほど…。
アレですね…。パックの組み合わせの差が如実に出ますわ…これは。
パックの日本語名称は以下の通り。それぞれ、1種類しかないもの、同名で2種類あるもの、同名で4種類有るものの3パターンがあり。4種類あるものは多分その分出やすいのでしょう。1種類のものが4種類あるもののうちの1つと同じ確率かどうかは不明。というか、プレインズウォーカーは出ればみんな取りそうなのに明らかに見ない気がしますが…。
1種類のもの(11通り)
バスリ(PW)、チャンドラ(PW)、ガラク(PW)、リリアナ(PW)、切削、ファイレクシアン、レインボー、地鳴り、テフェリー(PW)、ユニコーン、壁
2種類のもの(15通り、パックは30種類)
天使、猫、手札破壊、犬、ドラゴン、エルフ、エンチャント、土地、稲妻、ミノタウロス、海賊、ならず者、スピリット、海底、魔術
4種類のもの(20通り、パックは80種類)
雲上、考古学、悪意、恐竜、ドクター、空の仲間、ゴブリン、重装備、軍団、ミニオン、+1、捕食、リアニメイト、粉砕、スペル、不気味、環境保護、吸血鬼、多読、ウィザード
また、各パックに専用の土地絵柄があるみたいですので、コンプリートしたければ、これらのパック全部をJump startで手に入れる必要がありそうです。名称別で計46パック。
PW入りパックに関しては専用の土地は書かれていませんでしたが、アリーナではJumpstart汎用の土地を手に入れるにはこれらが必要とかなんとか…。
入っているものも種類の少ないものの方が良いものが入ってるんじゃないかと思いますので、レアなものの名称はちゃんと把握しておきたいですね。ちゃんとリスト見れば分かるんでしょうけど…。流石にこれだけあるとみてるだけで面倒なのですよ…。
とりあえず、パックが1種類のユニコーンとレインボーは神話レア1枚とレア1枚という構成でした。2種類のものは神話レア1枚を見かけましたが、4種類のものに神話レアが入っていないわけでもない模様。同じ名称でも当たり外れがあったりするのかも知れません。
で、強さに関しては…やっぱり組み合わせが大事ですね…。食い合わせが悪いと酷いことに…。
というかですね…既にちょっとクソゲー化の兆候が。というのも、イベントの参加回数に上限が無いのですよ。報酬は無くなりますが棄権するまで、新しいセットが引けないだけでプレーは出来るという。そして、強い組み合わせが出来たら草刈り場に…。デイリーこなすのが凄く楽になるので、ぶっちゃけ、もう新しいパックに手を出さなくていいや、見たいに思い始める人が増えると、色々ダメな組み合わせも含めてレア狙いで引いている人が酷い割りを喰ってそうなんですよね…。まあ、自分もちょっと強いデッキが出来たのが手放し辛くなっていて人のことは言えないのですけど。
流石にみんな2勝はしてJump startに含まれているレアカード報酬くらいは貰いたいと思うでしょうけど、クソデッキの組み合わせだと流石にそれ以上回す気になれないでしょうしし…。正直、単色などで強いデッキ作れた相手にひき殺されていると、本当にその2勝が遠いんですよね…。
勝利報酬はこういう感じでJump start内のレア以上が。
なお、現スタンダードにあるレアカードの再録も含まれていました(テーロスのとか)一方で、M21にある共通カードはM21のものになっていました。つまりPWや峰の恐怖などはそのままM21の在庫が増える模様。一方、テーロスに有った再録カードはJump start印で新規カード扱いで入手になりました。…正直4枚揃っていたので全く嬉しくないのですけど…。
とりあえず、作ったデッキ。
初回、土地ユニコーン。
2種類パックの土地と1種類パックのユニコーンの組み合わせ。入っていた神話レアのユニコーンも緑と組む前提？みたいに白/緑の混成マナが起動能力のコストになっていましたのでセレズニア、というのは合っているのかも知れない！…と思ったのですが…。
全然勝てないとは言いませんが強いとは感じませんでした。
マナの曲線も良い感じに白の足りない3マナ帯を緑が埋めていますし4マナ域はその逆だしで相性良いのかなぁ、と思ったんですけどねぇ。んー、具体的に言うと決め手不足でした。横並び多めな割りにサイズが中途半端に大きく、除去があまり有りません。結果、膠着状態に陥るのですが打破する方法が見当たりませんでした。
2回目。
ミニオンレインボー。
黒の低コスト並べたミニオンと、無謀すぎる5色デッキの組み合わせ。黒が低コストでまだ比較的展開できたので、なんとかプレーできた印象。5色を出す手段は、1枚ずつの基本土地に加えて、デメリット有りで全色出せる土地2種、変換のアーティファクトクリーチャー、全色出せるアーティファクトマナクリ、変換アーティファクト。
5色マナ有ると強いのが庁舎の歩哨。5色無いと出せないのが大渦の大天使と融合の精霊…ですが融合の精霊は苦労してタダの8/8バニラなので…。大渦の大天使さんは攻撃してダメージ通すと1回分が全知扱いですが…正直、こいつが出てきたタイミングで使えるカードが手元に無かったり…。まあ、組み合わせ的にミニオン側が低コスト編成なのも原因の一端ですが…高コストと組んだらそもそも何も出来ないでひき殺される未来も見えすぎますからねぇ…。
ミニオン側は神話レアが入っていたミニオンの中では当たりパックで、その神話レア、グール呼びのギザが結構強かったですね。3/4で場に出てすぐは仕事できませんが、クリーチャーをパワー参照して生け贄にしてゾンビを量産する能力が強いですね。1マナ、タップで、パワー4を生け贄に捧げたなら2/2ゾンビが4体生まれるので、単純にパワーの合計は2倍に。また、ゾンビを生け贄に捧げればゾンビ2体になるので毎ターン1体ずつゾンビを増やすことも可能。構築レベルではありませんが、ETBで役割が終わったクリーチャーを上手く戦力化できるのは、リミテッドでは十分強いんじゃないかなぁと。
3回目。
スクショを取ることさえ忘れるほど酷かったのが海底スペル。
海底が比較的重いクリーチャーが多い一方で、スペルが軽量スペル抱えての果敢などと、マナ帯域を上手く相互補完している…ように見えて全然噛み合いませんでした…。ちなみに、パックは公式リストで言うと海底が1の方で、スペルが4の方でしたね。
スペル側が単体では火力不足で序盤をなんとか乗り切っても勝ちきれませんし、結局クリーチャー頼みになるのですが…。もう、クジラを高揚する書物で飛ばしてえいやーするくらいしか。
最終的に相手がたまたまあまり回らない切削でインスタント、ソーサリーを上手く落としてくれて焼身渦で相手側だけまっさらに出来た回でようやく2勝目が終わりました。
4回目。
そして、現在手放せなくなっているのが粉砕ドラゴン。
公式リストで粉砕はパック2、ドラゴンはパック1の方ですね。
とりあえず、峰の恐怖が強すぎて、これが出ればまあ勝ちですよね、という感じの組み合わせに。色が単色なのでそもそも色事故が怖くないのが大きいですし。火力スペルで重いのがありすぎるのが難点ではあるのですが、比較的素直なダメージによる除去が多く。
ドラゴン語りのシャーマンがドラゴンを唱えるマナを2軽減しますので、これで峰の恐怖が3マナ、ヘルカイトの懲罰者が5マナで出てきて6点ダメージから飛行で5点、6点というのがエグい。
で、これが普通のリミテッドなら7勝したら終了なのですがJumpstartはエンドレスなんですよ…。
これが最強デッキだ！使ってて楽しい！とか言うつもりは無いのですが…まあ、前3つと比べると明らかに勝ち筋は分かりやすく。もうこれでデイリー回してた方が楽じゃね？とか思い始めちゃうのですよ…。
この辺、内部でマッチング調整とかされているなら良いんですけどどうなんでしょう。今後が少し心配になりました。
