たをる専用ものほしざお

ゲームとかに関するメモ・日記・雑文

MTGアリーナ(PC):ボロスウィノータ

連休中で暇なので結構回してます。…嘘です。なんだかんだでやりたいことが山積していてどれもこれも中途半端というのが正直な状態です。


スタンダードのBO1向けボロスウィノータ作ってみた。色々参考にして調整してますが。結構楽しい。多分やられる方はかなり嫌で、ミラーはクソゲー感が強いですけど。しゃーなし。

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デッキ
4 軍団のまとめ役、ウィノータ (IKO) 216
10 平地 (STX) 367
6 山 (STX) 373
4 刃の歴史家 (STX) 165
4 砕骨の巨人 (ELD) 115
3 精鋭呪文縛り (STX) 17
4 象徴学の教授 (STX) 24
2 帰還した王、ケンリス (ELD) 303
4 無私の救助犬 (M21) 36
2 髑髏砕きの一撃 (ZNR) 161
4 堕ちたる者の案内者 (KHM) 35
4 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
2 エンバレスの宝剣 (ELD) 120
1 傑士の神、レーデイン (KHM) 21
4 針縁の小道 (ZNR) 263
2 怒静の交錯 (STX) 266

サイドボード
2 スピリット召喚学 (STX) 236
2 墨獣召喚学 (STX) 195
1 予言学入門 (STX) 4
1 殲滅学入門 (STX) 3
1 環境科学 (STX) 1

なんと言っても刃の歴史家の加入がとても大きいですね。ストリクスヘイヴンで間違いなく強くて汎用性が高いのってこいつと生成呪文縛りくらいじゃ無いかしら?と思えてきてしまいます。
その精鋭呪文縛りも3枚。世界選手権優勝者はやはりひと味違った。というか、熱烈な勇者といい、安定して強いですよねー。

デッキコンセプトとしては横並べからウィノータ出してガチャから殴り殺すというもの。ただ、一度着弾に失敗して全体除去食らうと色々と詰むので考え方自体はアグロ寄りなデッキですかね。
1マナクリーチャーが8枚。2マナクリーチャーが4枚。ただし、2マナインスタントになる砕骨の巨人が4枚。3マナクリーチャーが12枚。4マナクリーチャーが8枚と、マナの重さ的にはミッドレンジ寄りなんですけど。

ポイントとなる人間は前述の精鋭呪文縛り3枚、刃の歴史家4枚、それにケンリス2枚。フィニッシャーとしてケンリスが強いかどうかは微妙などころではありますが、トランプル付与だとか、速攻付与だとかはデッキ的には噛み合っているので。ケンリスが場に出ていなくても1マナ残せるときにフルアタするなら赤を残したいくらいには。
精鋭呪文縛りと刃の歴史家はそれら単体で出しても働くのが良いですね。本来は人間以外を並べてウィノータ着弾させてデッキからこれらを引きたいところですが、相手からするとこれらを単体で出されるのもそれなりに嫌なので打ち消し対象として切らざるを得なかったりすることが。まあ、横並びから普通に全体に2段攻撃付与されたら手に負えないというのはありますし、手札覗かれて除去や打ち消しの有無を確認された上で飛行3点で殴られるのも楽しくないでしょうし。

相手していてやっかいなカードとしてはやっぱり絶滅の契機と影の評決ですね。精鋭呪文縛り自身はそれらより出来れば前に出して有無の確認、コスト増加などからウィノータ着弾の下準備に使いたいところではあるのですが、一方で人間なのでガチャ回数は減るという悩みが。一応対策として代わりにレーデインを1枚だけ入れていたり。増やすには3マナ帯がちょっと多すぎるんですけど、飛行2/3で警戒持ちなのでウィノータ着弾前からそこそこ殴ったりも出来るのがお買い得。
レーデイン増やすなら減らす候補としてはスカイクレイブの亡霊になりますが、これも除去として汎用性が高いですからねぇ。クリーチャーが多めのBO1環境ではやはり4枚積みたい。特にミラーでの除去が救助犬かいくぐってウィノータの4マナ域まで通りますし。白単の光輝王の野心家とか神聖刃とか、赤単なら熱烈な勇者でも義賊でも砕骨でもアナックスでもトーブランでも何除去っても損という感じは無いですしねぇ。スゥルタイ根本原理とかコントロールの方向には割と腐りやすいんですけど…まあ、古き神々への拘束を森出される前に除去したり狼の安息所を除去したりは出来るので…。その辺を対策しながら次にウィノータ出してガチャ回数に貢献するという流れはそう悪くないと。

象徴学の教授から引っ張ってくる講義カードの積み方は微妙なところ。一番使うのが環境科学で、次が予言学入門だったりするので、枚数調整した方が良いかも。3マナクリーチャーはそもそもそこそこ足りてますしねぇ。
まあ、BO3を全く考慮せずに7枚積んでいる段階でBO1のサイドボード参照はクソゲーだよねーって感じですが。どこぞの願いのフェイほどではないので割り切ろう…。
基本的に環境科学が多いのは土地の事故対策で、MTGAのBO1の初手補正のお陰(せい)で開幕土地2枚キープの確率が高いんですよね…。いや、3枚キープにしたいんですけど、そもそものアリーナのクソ補正のお陰で現実にやった場合より土地3枚スタートの確率が下がり、土地2枚スタートの確率が上がっているので(土地24枚の場合)。もちろん、そのお陰で土地0枚とか1枚スタートがほぼ無い恩恵は受けていますし、相手も同じ条件なので文句を言っても仕方ないのですが。とはいえ、土地2枚スタートでも象徴学の教授が手札にあり…ついでに1マナクリーチャーも1~2枚ほどはあれば、キープ基準としては十分かなぁと。それくらい環境科学を引いて来て3ターン目に土地2枚から環境科学、引いて来た土地をとりあえず出すという動きが、色々と困ったときの安全策として働くというのがですね。
逆に予言学入門はフィニッシャー不在の時。ウィノータなりが手札に無いときにとりあえず探しに行くパターン。3マナのタイミングでこれを使っている段階で微妙なんですけど、背に腹は代えられない。
それ以外はもう、クリーチャー足りなくてどうしようもないときのトークン1体補充、どうしてもあれだけは除去りたいときの殲滅学。この辺を引っ張ってきながら本体は使い潰せる2/1の非人間クリーチャーと言うことで象徴学の教授は便利ですね。

土地関連について。髑髏砕きの一撃を土地カウントで24枚です。
このバランスが難しくて…。怒静の交錯というクソ2色土地をどれだけ採用するか試行錯誤した結果2枚に落ち着きました。とにかく土地3枚からこれを引くとがっくりくるレベルのクソ土地なので4枚というのは多すぎました。そして基本は白偏重気味で白さえ有ればある程度は回るのですが…それでも色事故は怖くて落ち着いたのが2枚という落としどころ。ショックランド、チェックランドあったら間違いなく抜けるよねー…。
まあ、赤が無かったら無かったで砕骨もウィノータも回らないので必要は必要なんですが…。基本的に3マナ目までは白白赤で白優先なのはスカイクレイブの亡霊用。ただ、4マナ目に白白赤赤だとエンバレスの宝剣が見え、5マナでも赤赤が確保できるとふみつけ→砕骨の巨人とできるので、相手のブロック誘いながらクリーチャーの交換を迫りつつ場のクリーチャーの枚数を補充するとか色々出来るんですよね。うちは入っていませんが、リムロックの騎士が入っているケースもあるので、二段攻撃のブロックがしにくくなる効果とかもありますしね。

後は…ウィノータに対する依存度が高すぎるんじゃ無いか?というのがあるのですが…難しいところですね…。精鋭呪文縛り、砕骨の巨人に刃の歴史家とか、宝剣出したりとかすれば割と一瞬でリーサルまで行ったりするのですが。相手の色次第というのもあるのですけど常に除去とか打ち消し警戒しながらウィノータをとりあえず温存しつつ、大ぶりなアクションしてきたら返すターンにウィノータ着弾というのもあり。その辺を警戒させながらコツコツ削ってコツコツ出して結局ウィノータ引くこと無く殴り終わりました、みたいな展開も割とあり。
初手のキープ基準とも関係してきますので判断が難しいところです。とりあえず、ヨーリオンが見えてたら、ロングゲームは死ぬので2マリまではテンポ良く進められてウィノータ確保できているくらいが良いかなぁと。後はウィノータ以外の人間が初手に多いのも基本はマリガンで。微妙な手札で無駄に刃の歴史家を1枚手札に残すくらいなら、マリガンした方が良いとかそういう感じで。


それ以外に入るかどうかの候補となるカードについて。
リムロックの騎士は、1マナインスタント部分が優秀かつ3/1で二段攻撃が付けば火力十分。ただし、1マナインスタントから同じターンに本体と使いたいときに赤赤白とかでないと使えない。これのために2色土地を増やすくらいなら使わない方がマシという結論に至りました。ブロック不可なのもウィノータ着弾までごまかしたい上では微妙だったりそうでも無かったり。
歴戦の神聖刃は無いですなー。場の持ちは幾分良くなりますが、人ですしウィノータガチャで引いて来ても嬉しくないというのが。精鋭呪文縛りなら飛行3/1ですし、手札覗いて縛って、ウィノータの効果で破壊不能付いてとなりますし。2マナ域が足りないというのは分かるんですけど…。
アルセイドについては1/1というのがちょっと微妙。プロテクション付与に1マナ構える必要があるのもアグロとちょっと合わず、その単体追放除去を防ぐ対象と言えばスカイクレイブの亡霊くらいなんですよね。逆にプロテクションだと赤相手に砕骨相手に無力な場合もあり。

まあそんな感じで、BO1特有のサイドボードで対処できないのを良いことにしばらくラダーの方で回しております。
対処法?んー…。積極的に除去られると弱いです。犬は居ても基本的に非人間クリーチャーを減らされるのは美味しくないので犬を使わせる=非人間が1体減る、なので守るかどうかは微妙です。ガチャは種が最低でも2体居ないと流石に分が悪いですので。1体でも引きに行くことはありますけどね…。犬は非人間クリーチャーとの交換になるなら、場合によっては着弾したウィノータを後々守るために切らないことも多いです。そんな犬を無視できるという意味ではガラスの棺とかも良いですね。
絶滅の契機と影の評決は通されると嫌ですが、通すのが難しいかも知れません。3マナの段階で致命的なパーマネントが出てない限り、精鋭呪文縛りで覗かれ縛られますし。1マナ3マナが比較的多いので絶滅の契機は刺さると言えば刺さりますが、ウィノータ、刃の歴史家の方を見たいと思うと即偶数で切れるかどうかは微妙。トークンが偶数なので象徴学の教授からトークン出されると偶数の対処も必要になりますし。一方、堕ちたる者の案内者のトークンは人間なのでこっちは無視できますが。
影の評決は刺さるとアレですが、ウィノータと刃の歴史家、あとケンリスに効かないのもやや大きいですかね。空の粉砕で単純に更地にされたり、燃えがら地獄あたりで早期に盤面焼かれる方が痛いかも。
ウィノータそのものに対してはやはり打ち消しが最強で、次点がインスタント追放。犬が対処出来ていればインスタント除去という手も有ります。逆にソーサリー除去は抱えていても着弾してウィノータ以外が3体ほど攻撃仕掛けてきた段階で終わる可能性が高いので、致命的な何かが着弾したらその次のターンの除去では無意味な可能性が高いです。
手札破壊は痛いですが、基本はクリーチャーデッキなので強迫辺りは無力で。一方で、クロクサ辺りで選ばせて落とさせるなんて悠長なことをしていると、守った切り札(ウィノータ)であっさりまくられる可能性があるので微妙なところ。逆に覗いて縛るのはかなり有効ですよね。
切削に関してはBO1だと墓地利用を考えることがあまり無いので、ローグやライブラリアウト狙いは普通に有りかなぁ、と。BO3だと速攻持っている灰のフェニックスとか、手札補充のアゴナスの雄牛辺りは候補に入るような気もしますが。
手札の補充手段が無く、一度更地にされると建て直しが効きません。良くも悪くも盤面作ってウィノータを通せるかどうかになります。残りライフ2点なら踏み付け通って終わる可能性がありますが、それ以外だと、コントロールにしのがれた段階でほぼ負けになります。そんな感じですかねぇ。