たをる専用ものほしざお

ゲームとかに関するメモ・日記・雑文

MTGアリーナ(PC):ディミーア、エトラータデッキ試作

特殊勝利と言う奴はロマンに溢れていますよねー。というわけで、いつかはやりたいと思っていた静める者、エトラータデッキを作ってみることに。

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デッキ
4 跳ね橋 (ELD) 217
3 蘇生の絆 (WAR) 80
6 沼 (THB) 283
2 悪夢の詩神、アショク (THB) 208
6 島 (THB) 281
2 抽象からの抽出 (M20) 56
3 神秘の論争 (ELD) 58
4 思考消去 (GRN) 206
4 静める者、エトラータ (GRN) 170
3 夜帷の捕食者 (GRN) 191
4 願い爪のタリスマン (ELD) 110
3 夢を引き裂く者、アショク (WAR) 228
4 欺瞞の神殿 (THB) 245
4 湿った墓 (GRN) 259
4 漆黒軍の騎士 (M20) 105
2 ヴァントレス城 (ELD) 242
2 ロークスワイン城 (ELD) 241

基本スタンスはエトラータで殴ってクリーチャーを除去しながら、殺人カウンターを稼いで特殊勝利を目指しましょう、という。
速攻を付与する手段は主に跳ね橋のタップ。2マナで盾として出しておいた上で、タップだけで付与できるので土地4枚でエトラータを出した場合でも、すぐに使うことが可能。さらに、除去などされない限り複数回使い回せるのも良いですね。

エトラータを引っ張ってくるための手段としては、やはり願い爪のタリスマンが強いかな?と。相手に使われるデメリットもありますが…エトラータが2枚来れば、3回目はタリスマンで引いて出して速攻付与で殴って終わる、ということが可能に。そうでなくても、相手が使えば再度こちらに戻ってきて2対1の交換みたいな形ですし、上手くいけば3回で終わるわけですしね。
ちなみに、願い爪のタリスマンですが…使われた側はなんか、使わないと損!というか、使わずに置いているだけで損しているように思えて、急いで使いたくなってしまうんですよねぇ。…でも実際にデッキに入れてみると、正直、そうやってさっさと使ってくれた方が嬉しかったり…。結局、コンボ性が高くて、どうしてもキーカードが引きたいというようなデッキでの採用がメインのカードなので、なんとなく今これが欲しい、で使うと痛い目を見るというか…。

そして、こいつを補助というか相手の使用に制約を加える目的なのが、夢を引き裂く者、アショク。ライブラリアウト、いわゆるデッキ切れで勝つデッキでよく使われる他、最近は自分の墓地肥やしでもよく見るプレインズウォーカーですが…。デッキからの直接サーチを禁止する常駐効果を持っているのですよね。こいつが出ていると相手に渡った願い爪のタリスマンが使えない…というより、カードをサーチしてくる効果が無効化されます。なので、相手が起動するとカウンター消費してカード引けないまま戻ってきます。
それに加えて、昨今の脱出関連や墓地利用が強い茨の騎兵対策にもなるので、場が膠着するようなら忠誠度を残して場に置いておくと仕事をするときが来るかも知れません。
起動能力の対象に関しては、自分の手札に蘇生の絆があれば自分に、無ければ相手に、で良いかと思います。墓地を肥やしても、墓地から引いてくる手段が他にあるわけでも無いですので。一応、ライブラリを積極的に削ると、エトラータは墓地に落ちずにデッキに戻る効果なので後で引く確率が高くなるという利点があります。
で、相手のライブラリを削りつつ除去することがそれなりにあるし、色も合っているので、ここに悪夢の詩神、アショクも入れてみることに。一応、サブの勝ち筋の一つと言うことで…。足りないクリーチャーを自力生産しつつ、奥義を目指す方向で。

序盤を支えるのは黒定番の漆黒軍の騎士。マナフラッド対策にもある程度なりますし、サイズアップしながら接死での相打ちなど、使われて嫌な一枚ですよねー。
夜帷の捕食者はディミーアではかなり強い1枚だと思うのですが…4マナかつ青2、黒2のシンボルの制約が非常に厳しい…。キーカードであるエトラータより場に出しにくい時点で、採用方針が何か間違っているのですが…一方で、少ないクリーチャーで場を維持しようとすると便利なのも事実で。接死、呪禁、飛行の3/3。除去されにくく、接死で牽制できて飛行もしているのでブロッカーとしてもアタッカーとしても使いやすい…。まあ、サイズは小さめなので、大きいクリーチャーで、そんなの関係ねー、と突っ込まれて、逆にこっちが日和ると弱いんですけどね…。
まあ、クリーチャーを入れ替えるならこの夜帷の捕食者ですかねぇ。
候補としては…願いのフェイとか…?1枚エトラータをサイドボードに回して…という使い方も考えられるかなと。そうで無くても飛行の1/4は批判されることもある程度にはうっとうしいサイズですし。

エトラータの弱点に関してですが…クリーチャーが居ないデッキには弱いですね。あと、トークン並べるタイプにも弱い。トークンも除去は出来るし、その際にエトラータ本体はデッキに戻ったりもするのですが…除去されたカードが残らないので殺人カウンターが溜まりません。ブロックされないとは言え、単純火力は3点しかない伝説のクリーチャーなので…。他にも、呪禁やプロテクションなどで対象に取れない場合にも気を遣います。
後は、アグロとかにも弱いので、対策するなら肉儀場とか煤の儀式とか軍団の最後辺りを入れるのが良いでしょうか?煤の儀式は跳ね橋を除去してしまうのが難点で。猫かま対策するなら肉儀場ですが、白単なので高速にサイズアップされると無力など、一長一短ですね。神秘の論争を積むかどうか、冷気の疾風、害悪な掌握などと合わせてサイドボード要員として考えられそうな気はします。
それと、動き出しが遅い割りに体力回復手段が無いのもちょっと気になりますね…。何か適当な手段が有れば良いのですが、色的に難しいですかね?黒の絆魂とかで何か良い物があればあるいは…。プレインズウォーカー対策と併せて残忍な騎士を入れるとか?


ちなみに…最初は、赤も入れて3色で組んでいたのですが…色事故が多すぎるのに、そもそものデッキパワーが無いので、全然ダメだなぁ、ということで、青黒2色に落ち着きました。
速攻を付与する手段が跳ね橋だけでは足りないかな?と考え、赤のガラスの靴と死の嘲りを入れていたのです…。ついでに、赤黒なので、戦慄衆の解体辺りを入れて序盤の弱さを…みたいなとち狂ったことを考えていました。


使用感は…弱いっすねw。まあ、たまに特殊勝利できて面白いんですけど。思考消去で嫌がられて爆発とどっこいどっこいと言うのが実情でしょうか。まあ、所詮ネタといったところでしょうか。まあ、だからこそ楽しいのですけど。