たをる専用ものほしざお

ゲームとかに関するメモ・日記・雑文

不思議の幻想郷ロータスラビリンス(PS4):UIが酷すぎる…

同人の初代は今はなきメッセサンオーの同人館に入り浸っていた頃に手に取って。それももう10年前ですか…。以降、ちょくちょく買っていて、買ったはいいけど積んだままだったりで、あんまりプレーしてはいなかった本シリーズですが…。PCでTOD?やってPS4でTODRやって、今作にも手を出してみたのですが。うーん?
かなり異質ですね…。まあ、装備関連を複数身につけられるバランスとか。実際のバランスは現時点ではよく分からないのでその点に関する評価は致しかねますが…。
なんか、パーティー編成を沢山するシステムを見ていると単独で潜るのが基本のシレンよりは、ダンジョン系ポケモンシリーズとか、世界樹と不思議のダンジョンとかを連想させられます。…ぶっちゃけあんまり好きじゃ無いんですけど…。思い通りに動かず支持出しするのも面倒臭いAIとか。一緒に潜っているのにアクティブじゃ無いキャラはお腹が減らないとか。


その上でキーコンフィグ無し、斜め移動固定ボタン無しに首をかしげるというかなんというか…。10年やってこれか…。
斜め移動駆使して節約しながら、基本は素振りで罠チェックを欠かさないスタイルとしては、方向転換キーである□ボタン2回押しでの斜め移動固定はちょっとあり得ないレベルで不快でした。斜め固定推したままで1歩歩いて素振り、1歩歩いて素振りという動作をしようとすると、□2回押して固定、斜め入れて1歩歩く、素振りが○ボタンなので□を抑えたままが困難なので離して○。再度□2回押して、斜め入れて歩く、再び離して○という感じに。従来ならLなりRなり抑えたまま斜めに移動しながら○押すだけだったんですけどね。他にも方向転換時に斜め固定もボタンが共通なので出来なくなっていますし…。
ちなみに、斜め入力の猶予はやや長めに取られているのか、十字キーでも斜めが誤発動することは少なめにはなっています。ただし、離すときに同時に離さないと上下左右のどちらかに入力が残りそっちに移動するケースが。むしろこの誤入力が頻発するのが問題で…。斜めに一歩移動して間合いを詰めて攻撃しようとしたらさらに横に一歩移動して一方的に殴られたとか、接近してはいけない敵に接近してしまったとか、複数の敵と接触してしまったとかそういう事故も頻発します。斜め移動固定だと本来は離すときも安心なんですけどね…。
この辺のテンポ、操作性の悪さは繰り返しプレーするゲームで、かつなるべく操作ミスが無いことが求められるローグ系では割と致命的かと思うのですよね…。
そもそも秘伝のタレバリに継ぎ足して使い回して続いてきた基本システム流用しているのに何でいまさら改悪するのか。あるいは、素振りなんてするな、iダッシュで適当に移動しろ、ありのままに罠を踏んでいけ、どうせメインはパーティー戦闘だ、ということなんですかねぇ。操作性を不便にして遊び方を規定するとか注文の多いラーメン屋くらいにクソ食らえですわ。


他にもキャラクターを沢山作るのは良いのですけど、バランス取れているか怪しいというか、現時点でここまでしか作れていなくて、後々のダンジョンのバランス調整、システム調整できてます?という点に大いに不安が…。というか、主張しているボリュームって単に作者が作りたいプレイアブルな原作キャラってだけですよね…。そういうオナニーは同人でやってて欲しいです。
正直、複数のアイテム装備してそれぞれが成長するシステムは凄く大味に見えて…。武器防具を沢山拾えればさっさとパラメータが高くなり、耐性なども有利になり、武器の成長はまとめて経験値が入るので多いほど有利で…って。デメリット有りの地雷装備把握したらあとはドロップ運だけの勝負にしか見えないんですが…。呪いによる付け外しが出来ないデメリットも相当緩和されていますし…。


ローグライクというアイデア面では枯れ果てたとも言えるゲームを元に…悪く言えばパクって続いてきたシリーズに大きく独自要素をぶっ込んできたように見えますが。果たして今後の評価はどうなるのでしょう。